くりっく365のメリット・デメリット解説【2020スワップ】

くりっく365

くりっく365とは、2005年7月1日にサービスを開始した、東京金融取引所が運営している外国為替証拠金取引(FX)です。

2013年までは、スプレッドとは別に売買手数料がかかっていたのですが、現在は手数料無料となっています。その為、店頭取引FXと比較してもメリットが十分あると言えます。特にスワップポイントに関しての評判は高いです。

➡︎【スプレッド最安値比較】

そこで、本記事では「くりっく365」のメリット・デメリットについて徹底解説していきます。

くりっく365のメリット

メリット ・スワップポイントが高く、安定している(1本値)
・公的な取引所FXなので、証拠金が全額保全(安全性が高い)
・価格(スプレッド)はマーケットメイク方式

スワップポイントが高く、安定性○

FX会社によって異なるスワップポイントですが、くりっく365ではスワップポイントが店頭FXと比較しても業界最高水準となっています。

さらに店頭FXでは、「買ASK」と「売BID」のスワップの差益は、業者の収入になっているのに対し、取引所FXでは「買ASK」と「売BID」のスワップは同一となっています。この受取額と支払額が同一であることを、1本値」と呼び、「両建て」してもスワップによるコストはかかりません

他に一本値を採用している店頭FX会社は、トレイダーズ証券のみんなのFXLIGHT FXとなっています。

そして、各FX会社とくりっく365における高金利通貨のスワップポイントを表にして比較しました。

各FX会社トルコリラ円メキシコペソ円南アフリカランド円
くりっく36533円107円133円
みんなのFX(トレイダーズ証券)30円100円120円
ヒロセ通商【LION FX】12円110円150円
【セントラル短資FX】8円110円60円
アイネット証券46円100円160円
FXプライム byGMO20円130円140円

※2020年2月21日調べ

くりっく365の高金利通貨は、いずれもスワップポイントは高水準であることがわかりますね。

証拠金が全額保全

くりっく365の取り扱い業者は、法令により証拠金全額を、東京金融取引所へ預託することが義務付けられています。もし取り扱い業者が破綻するようなことがあっても、証拠金は全額保全される仕組みとなっています。

また、くりっく365に参加するための条件が設定されていて、条件をみたさないような業者の参加は認められていません。条件とは以下のようになっています。

・資本金 3億円
・純資産 20億円
・自己資本規制比率 200%

また、参加した業者に対しても、金融商品取引法の自主規制部門が厳しくチェックを行います。

これらにより信頼性が高く、もし破綻するような危険があっても安心して取引を行うことができます

価格はマーケットメイク方式

くりっく365におけるマーケットメイク方式とは、複数の主要金融機関(マーケットメイカー)から売気配と買気配を提示して、その中から最も有利な価格を提供するシステムのことです。

難しいですが、店頭FXとの違いを説明します。

店頭FXの相対取引とは

相対取引(あいたいとりひき)とは、店頭FX業者の取引方法のことを言います。取引所を通さず、直接売りたい方と買いたい方が取引することを相対取引と言います。

つまり、ドル円をあなたが買ったとき、そのドル円を売ったのはFX業者ということになります。

このときスプレッドやスワップポイントの差益でFX業者は儲けを出しています。その為、FX業者によって、スプレッドやスワップポイントが異なっているのです。

くりっく365の取引所FXにおけるマーケットメイク方式とは

先ほども述べましたが、くりっく365におけるマーケットメイク方式とは、複数の主要金融機関(マーケットメイカー)から売気配と買気配を提示して、その中から最も有利な価格を提供するシステムのことです。

つまり、店頭FXのように原則固定のスプレッドではないということです。

業界最高水準のスプレッドとは言えないですが、くりっく365のマーケットメイカーは6社(コメルツ銀行、ゴールドマン・サックス証券、三菱UFJ銀行、ドイツ証券、野村證券、バークレイズ銀行)となっており、投資家に有利なスプレッドになりやすいというメリットがあります。

また、取引所における運営で、注文がインターバンクに直結しているところが信頼性が高く、「透明性が高い」と言われるポイントとなります。

くりっく365 

くりっく365のデメリット

デメリット ・スプレッドは高め?
・税金面のでのメリットはない

スプレッド

先ほど述べたマーケットメイク方式ですが、これはメリットでもありますが、同時にデメリットとも言えます。

それは、「くりっく365のスプレッドは変動性である為、店頭FXよりも高くなることがある」という点です。

しかも、くりっく365は平均的に高いスプレッドを提示している為、1日に何度も取引するスキャルパーやデイトレーダーには、向いていないと言えます。逆にスワップポイントや取引所FXとして安定している為、スワップ狙いやスイングトレーダーにとっては向いていると言えます。

税制面での優遇はない

くりっく365(取引所FX)は「申告分離課税」、店頭FXは「総合課税」と言われていましたが、それは過去の話なんです。(2012年より前)

現在は(2020年)、国内FX業者は全て「申告分離課税」で一律「20.315%」となっており違いはありません。(海外FXは総合課税で累進課税となっている)

「申告分離課税」の20.315%の内訳は、住民税5%・所得税15%・復興特別所得税0.315%となっています。

その為、2012年までは多くの人がくりっく365を利用していたようですが、税制上のメリットがなくなった現在は減っているようです。

まとめ

最後にメリットとデメリットについてまとめます。

メリット ・スワップポイントが高く、安定している(1本値)
・公的な取引所FXなので、証拠金が全額保全(安全性が高い)
・価格(スプレッド)はマーケットメイク方式
デメリット ・スプレッドは高め?
・税金面のでのメリットはない
くりっく365は以前よりもメリットが少ない為、現在はクセのある取引所であると言えます。

しかし、目的や使い方によっては向いている方もいると思うので、くりっく365を検討されている方は口座開設しておくだけでも良いかと思います。

 くりっく365

コメント

タイトルとURLをコピーしました