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リビア派兵でトルコリラ円はどうなるのか?
12/26のエルドアン大統領
トルコのエルドアン大統領は26日、内戦状態が続き混乱する、リビア西部の暫定政府を支援するための部隊に派兵する方針を明らかにしました。
エルドアン大統領は26日、首都アンカラで演説し「(暫定政府から)派兵の要請があったので受け入れる」と話しました。
リビアは西部の暫定政府と東部LNA(リビア国民軍)が対立して戦闘が続いており、トルコが実際に西部に部隊を派遣すれば、東部の軍事組織を支持する国々も軍事介入に踏み切るのではないかと懸念されています。
1月8日か9日に国会承認を経て、派兵する見通しを示しました。
トルコは先月、暫定政府と軍事協力の覚書に合意。暫定政府の舞台に訓練や武器を提供するほか、共同軍事計画に関して助言したり人員を覇権したりすることなども定めています。
天然ガスを狙う
今回の派兵には、トルコが参入を狙う東地地中海の天然ガス田開発も関係しています。トルコは、産出したガスをパイプラインで欧州に送ろうとする沿岸国の計画から排除されてきました。そこでリビア暫定政府の協力を取り付けるために派兵を決めたとみられます。
トルコリラにはどう影響する?
LNA(リビア国民軍)を支援する国にはエジプトやサウジアラビア、UAEなどがあり、距離は置いているもののロシアもLNA側と言われています。
また、トランプ大統領もLNAを支持すると表明しました。
トルコが西部の暫定政府に派兵など軍事支援を行えば、リビアの内戦は一段と激化する恐れがあるうえ、LNAを支持する国との関係も悪化する可能性があります。
シリア情勢との関連
トランプ大統領は12月20日に、S−400ミサイルシステムというものをロシアから購入していることに対してトルコに制裁を課す防護法案に著名しました。
米国がトルコに制裁案を可決したという話は過去のブログで話しています。
シリアの事でも米国との関係が悪化する中、さらにリビアをめぐって関係がするならば、トルコリラ安への圧力はさらに強まる可能性があります。
チャート
トルコリラ円
トルコリラ円の4時間足です。
どうみてもさげそうなチャートパターンになっていますね。
うーん。
救いとしては、引けで十字線からの陽線になっていることですかね。(笑)
騙しになっているとも見えます。
もし18.45を上に抜けたとしたら、騙しからの反発で上にいってくれると思います。
できたらそこでまたロングポジションを仕込みたいですね。
ドルトリコ
ドルトリコの4時間足です。
こちらはもっと綺麗な上昇トレンド真っ最中ですね。
20MAをほとんど割ることがなく、押し目も安値を切り下げることがないです。
キリの良い6.0までは上昇しそうな雰囲気ですね。
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